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きょうも香港華明星 別館〈未公開映画〉

中英字幕で観た日本未公開の香港映画を紹介。

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得飲茶 I will Call You 

boy meets girl ハッピーエンドとは限らない

導演 林子聰
演員 方力申 梁慧嘉 林家棟 林雪 元秋 陳國坤

得飲茶STORY
彼女がほしいと思いつついつも男同士で飲んでいる阿文(方力申)は、ある夜Karen(梁慧嘉)と出会い恋に落ちる。スターを夢見ながら、深夜のテレビショッピングの司会をしているKarenもまた、素敵な彼を探していた。恋人候補としてならつきあってもいいといわれた阿文は、大喜びでKarenからの呼び出しにいつも飛び出していく。初めは幸せいっぱいだったのだが、Karenの気まぐれな態度に「自分はKarenの何?」と悶々とし始める阿文だった。

要チェック
●地味な顔立ちの方力申が女性に振り回される役どころ、はまりすぎ。
●林子聰初監督作品は、画面にいろいろな工夫があるのも楽しい。
●恋に対して臆病になるのは、まるで投獄されたかのような感覚という発想が面白い。
●失恋=演歌はぴったりだけど、あの歌手は誰?
●香港で失恋の歌と言ったら「暗裡著迷」らしいけれども、どうして大隻イ老が出てくる? しかも何度も出すぎ、歌いすぎです!! ※カメオ出演ということだが(笑)

感想など
「彼がほしい」「彼女がほしい」と思いをめぐらせ悩むのは香港の若者も日本となんら変わりないことがわかります。とはいえ、karenのあの強気な態度は一体どこから出てくるのか・・・「私がどんなことを言っても、彼は必ず応えてくれる。だって、彼は私を愛しているのだから」。こんな思いがあるからなんでしょうね。でも、阿文と同じように、彼が自分に背を向けてしまうこともあるわけで、山あり谷あり、そしてその先は必ずしもハッピーエンドではない、といういかにもありそうな話がいいですね。

egako.gif 2006/7/30・DVD |2006年映画祭上映|
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天生一對  2 become 1

乳がんを宣告されたら・・・香港らしい描き方に好感

導演 羅永昌
演員 楊千[女華] 任賢齊 鄔玉君 劉向京 側田 谷祖琳 郭濤 林家棟

天生一對STORY
Bingo(楊千[女華])は、自分を出し抜こうとする同僚や上司とわたりあい、女友だちにも恵まれているキャリアウーマン。誰もがうらやむような女性なのに、なぜか旧式のポケベルを手放せない。このポケベル番号は突然去ってしまった恋人(林家棟)が唯一知っているものだから、彼女は待ち続けているのだった。
ある日、V仔(任賢齊)と偶然知り合いいい雰囲気になるのだが、彼から「乳癌の疑いがある。医者に行くように」と言われる。
出会ったその日のベッドでいきなりこんなことを言うV仔に不信感を抱きつつも、検査をするとやはり癌ということがわかった。それも、乳房を除去しなければならないものと知り、自殺を考えるBingoだった。
練炭で死のうと考えたが踏みとどまったBingoは、バーで再会したV仔に死にたいと語る。「よし! 轢いてやる」と真剣に受け止めるV仔に、Bingoは・・・・

要チェック
●笑っちゃいけないはずなんだけど、こういった深刻なテーマでも笑いのシーンを忘れないのが香港映画ですね。
●林雪と許紹雄の顔を見てしまうと・・・いけません(笑)
●側田がさりげなく、でも重要なシーンで登場、歌を聴かせてくれるんですね。
●餃子を前にして座る楊千[女華]は、ちょっと怖かったかも。

感想など
岸西原作・脚本この作品。乳癌というテーマはとても重く、女性にとっては特に切ない病気だと思うのだが、香港らしく明るいタッチで描かれていた(と思う)。
乳がんの彼女を前に、親友たちは男を取った、取らないとけんかをしたりするシーンが出てくるのは、親友たちにとってはBingoの病気のことよりも、自分の恋愛の方が大事件なんだ、ということもわかるような気がする。しかしあまりにもひどいと思ったのは、彼女が待ち焦がれていた恋人が病気の彼女の想いを逆手にとるあたり。いくらなんでも、ひどすぎるのでは・・・だから逆に、V仔の行動がとても心温かいものに感じるのかもしれない。
自分の左胸に対して「さよなら」を言うシーンに涙が出てしまった。そして、その数年後と思しきシーンが登場してくれて、また涙が出てしまうのも仕方ない。

egako.gif 2006/7/28・VCD |公式ページ
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